蚊帳の中の日記

ゆるく生きてます

LPIC Level1 101に合格しました

先月下旬頃にLPIC Level 1 101試験*1を受けて、無事合格できました!!

なんで試験を受けたのか?

web系のサーバーサイドエンジニアだったら、サービスが動くLinuxサーバーを触る機会は結構あるかなと思う。実際、自分も業務でLinuxサーバーにsshしたりして、コマンドを叩いたり、メモリやプロセスを見たりしている。

ただこの辺りの知識に関して、いままではhistoryコマンドを見たり、詳しい人に教えてもらったりして、矢継ぎ早に知識をインプットしてたので、土台がしっかりしていない感があっていまいち自信を持てない感じであった。また、Linuxサーバーはどういう風に動作するとか、各ディレクトリはどういう役割があるとか、普段触る機会が少ないコマンドはどうやって使うのか、、、、疑問は多く、知識不足感を感じていた。

で、もう少し知識を深めて、業務に活かせないかなぁと思ったのがきっかけ。

試験を受けるまで

2〜3月頃から参考書籍(巷では小豆本とか呼ばれてるらしい)を買って、合間を縫ってちょこちょこ読んだ。また、いろいろ合格体験記などを見てみると、「参考書を読むだけでは合格は難しい。ping-tで過去問も解くといいよ!」とあったので、書籍を一通り読み終えた後はpint-gに登録して過去問・コマ問と呼ばれる問題集をひたすら解いて、知識の定着化を図った。

確かに、参考書を読むだけでは全然駄目で、参考書の内容を応用したりした問題が多く、最初は過去問を解いてもひどい正答率だった。でも、何度も解いていくうちに当たり前だけど正答率も上がっていき、試験前には正答率が常時8割になるくらいになる。

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ping-tは問題を2回連続正解すれば金、直前に1回なら銀、一度も解いたことないor間違えていたら銅のメダルが付く。以下のような感じで金メダルが増えれば、そろそろ試験の受け時かなと思う。)

実際、試験を受けてみて...

  • 選択問題以外に、コマンドを入力する問題が出題されるのだけど、これが自分が思ったよりも出題された。多分全体の6/1くらい。
  • 問題の日本語訳が怪しいときがあると聞いていたが、これはホントで訳が分かりづらい問題が出たりした。英原文も見れるのでそちらを確認が必須で英語力も少し必要だな〜と感じた。
  • まあ、試験問題なので当たり前なのだけど、めちゃくちゃ似ているコマンドを選択する問題など、ちょっと厭らしい問題な〜と感じる多い印象だった。いや、試験だから当たり前なんだけど。騙されないように丁寧に問題文や選択肢を読んだ。

結果は600/800点。大体7割ちょい。できれば8割行きたかったな〜と。

あと、反省点としては選択問題以外に、コマンドを実際に入力する問題をもっと解いておけば、より知識が定着してたし、問題も自信を持って解けたな〜と感じている。


久しぶりに大学の試験みたいな勉強をしたので疲れたけど、資格という目に見える形で結果が残ったので、合格したときは普通に嬉しかった。

ただ自分の会社の等級だと受験金の補助が出ないという悲しい事があった。自分が補助を受けられるのはLevel2から。さっさと、次の102試験も受けてLevel1をシュッと取り、Level2もシュシュッと取っていきたいな〜と思う。

がんばります。

*1:LPICから独立して最近LinuCと言われる別の試験ができたらしい。LPICの試験問題の情報漏えい問題や各国で利用されるLinuxディストリビューションにも差異があるため日本市場に合わせることを考慮したのがLinuCらしいが、世界的にも利用されているLinuxの知識から、わざわざ独立して国内でよく利用している知識に閉じるような動きがよくわからないし、スポンサーとかを見てももどうも自分が関わっているweb業界とは離れた市場を標準にしていて違和感があった。まあ、Linuxの関する基礎知識をつけるのが目的なので、両者でそこまで内容に差異はないだろうし、上記の懸念もあったので、LPICを受けることにした。