読書会でプログラムコードを読み解く時に気づいたこと
結構前に会社内で読書会が開かれたときに感じたことをサッと書いてみる。
読書会というものには初めて参加してみたのだけど、書籍内に書いてあるプログラムコードを読んでいるときに気づいた事があった。 プログラムコードを"文章"にして読み解くと、意外とコードの理解がしやすくなる気がした。 どういうことかって言うと、例えば、いままでプログラムを読むとき、以下みたいにプログラムコードをそのまま音読していた。
var Person = function(name, age) { this.name = name; this.age = age; }; var alice = new Person('Alice', 7);
音読するとき ↓
バー パーソン イコール ファンクションで、ネーム、エージ ・・・・
読み解くときは、そのまま英単語を発音しながら読む。
しかし、これだとあんまりプログラムコードが頭に入ってこない。もうちょい難しいコードになると、「あれ?このコード何してんだ?」ってことになる。プログラムコードはどうやって動くのかっていうのをすっ飛ばして読んでいることが自分の中であった。
読書会で気づいたのは、以下のように文章を作るみたいにプログラムコードを読み解けば、コードもその場で理解もしやすくなり、疑問点も見つけやすくなったこと。(できれば声に出して読むとなお効果的だと思う)。
変数パーソンに、無名関数を用意。 無名関数の引数は、第1引数にネーム、第2引数にエージ。 無名関数内には初期化するフィールド、this.nameとthis.ageがあり、引数の値を代入する。 この無名関数はコンストラクタ。(これはコードの中に説明があるわけではないけれど、自分のなかでまとめた結論みたいなものも言えるとベストかも。) 変数アリスに先ほどのパーソンのインスタンスをnew演算子で生成。 引数には’Alice’と数字の’7’を渡す
別に大したことでは無いのだけれど、こんな感じの効用があるのではないかと思う。
- 自分が処理をどう理解しているのか、頭の整理になる
- 処理を頭にイメージしやすくなる
- 疑問点や分からない部分を見つけやすくなる。
今後、技術書を読む時に気をつけるといいかも・・・。